カリキュラム

化学生命工学科・化学生命工学専攻の講義体系

1年 〜 2年S 基礎科目 総合科目
2年A 〜 3年 化学基礎・専門科目 生命基礎・専門科目 工学基礎科目 各種学生実験・各種演習講義
4年 化学生命工学各論 卒業研究
修士課程 化学生命工学特論 修士研究
博士課程 博士研究(学位論文)

実験と演習

3年生になって本郷に進学すると、学生実験と演習が始まります。3年生の1年間をかけて下に示す実験及び演習を週3日の日程で行います。これらは必修科目となっています。

卒業研究

4年生に進学すると、志望の研究室に配属されて卒業研究を行います。卒業研究では、1年間かけて未知のテーマを探求します。さあ、ここからが本番です!これまでに培った専門科目の知識を最大限生かして、最先端の研究活動を行います。各研究室の優秀な教員とスタッフ、大学院の先輩たちが皆さんの卒業研究を後押ししてくれます。実験装置や設備も充実しており、共通機器を使用することもできるため、多角的かつ効率よく研究を進めることができます。また、多くの教員が皆さんの研究に必要な十分な予算を取得しているため、理想的な環境の元で研究活動に没頭することができます。卒業研究が世界のトップジャーナルに掲載されることも珍しくありません。

大学院 自立した研究者への道

化学生命工学科卒業生のほとんどが修士課程へと進学します。進学率は90%を超え、東大内でも極めて高いレベルです。また、修士課程を修了した学生の約30%が博士課程へと進学し、自立した研究者への道を目指します。

化学生命工学専攻では、常にトップレベルの研究活動を通じて世界に通用する人材を着実に育てるための教育活動を行います。もちろん、皆さんのモチベーションが一番大事ですが、頑張る学生にはとことん付き合うのが化生に一貫した教育指導方針です。修士課程の研究成果で日本学術振興会の特別研究員に採択される院生も少なくありません。博士号を取得した化生の先輩たちは、企業やアカデミックの分野で幅広く活躍しています。海外で独立し、自分の研究室を運営している猛者もいます。世界では、博士号(Ph.D.)を持っていないとサイエンスやテクノロジーの分野で活躍できません。真の実力をつけ、自立した研究者の道を目指したい学生さんはぜひ化生に進学してください。

化学生命工学専攻は、化学生命工学科の大学院組織であり、本郷の教員だけでなく、生産技術研究所、先端科学技術研究センターなどの附置研の教員も参加して運営されており、より広い分野での研究活動を行うことが可能です。