講義
2年生のAセメスター、化学生命工学科に進学が内定するとさっそく化学・生命系の教員による講義が始まります。3年生になると講義は主に午前中で、午後は実験というカリキュラムになります。4年生では卒業研究が中心になります。
さらに詳しい情報は講義のページをご覧ください。
化学基礎
有機化学 I 〜 IV 、高分子化学 I , II 、分子集合体化学、分析化学 I , II 、物理化学 I 〜 III , 量子化学 I , II 、無機化学 I , II 、有機・高分子演習
生命基礎
生命化学 I , II 、バイオテクノロジー I , II 、分子生物学 I 〜 III 、生命化学演習
工学基礎
物性論 I 、化学工学 I , II 、計測通論B、電気工学大要第一、数学1E, 2F、統計解析、コンピュータ科学、Introductory lectures for chemistry and biotechnology、ケミカル・バイオ・インダストリー、化学反応論 I , II 、分離工学 I 、構造解析法、コンピュータ及び演習 、化学工学及び演習 I 、化学・生命研究倫理 、化学生命工学最前線 、Presentation, Discussion and Reporting
卒業研究
4年生に進学すると、志望の研究室に配属されて卒業研究を行います。卒業研究では、1年間かけて未知のテーマを探求します。さあ、ここからが本番です!これまでに培った専門科目の知識を最大限生かして、最先端の研究活動を行います。各研究室の優秀な教員とスタッフ、大学院の先輩たちが皆さんの卒業研究を後押ししてくれます。実験装置や設備も充実しており、共通機器を使用することもできるため、多角的かつ効率よく研究を進めることができます。また、多くの教員が皆さんの研究に必要な十分な予算を取得しているため、理想的な環境の元で研究活動に没頭することができます。卒業研究が世界のトップジャーナルに掲載されることも珍しくありません。
大学院 自立した研究者への道
化学生命工学科卒業生のほとんどが修士課程へと進学します。進学率は90%を超え、東大内でも極めて高いレベルです。また、修士課程を修了した学生の約30%が博士課程へと進学し、自立した研究者への道を目指します。
化学生命工学専攻では、常にトップレベルの研究活動を通じて世界に通用する人材を着実に育てるための教育活動を行います。もちろん、皆さんのモチベーションが一番大事ですが、頑張る学生にはとことん付き合うのが化生に一貫した教育指導方針です。修士課程の研究成果で日本学術振興会の特別研究員に採択される院生も少なくありません。博士号を取得した化生の先輩たちは、企業やアカデミックの分野で幅広く活躍しています。海外で独立し、自分の研究室を運営している猛者もいます。世界では、博士号(Ph.D.)を持っていないとサイエンスやテクノロジーの分野で活躍できません。真の実力をつけ、自立した研究者の道を目指したい学生さんはぜひ化生に進学してください。
化学生命工学専攻は、化学生命工学科の大学院組織であり、本郷の教員だけでなく、生産技術研究所、先端科学技術研究センターなどの附置研の教員も参加して運営されており、より広い分野での研究活動を行うことが可能です。