日時:2009年11月14日
場所:工学部2号館213号大教室
幹事:葛谷 明紀(先端科学技術研究センター・小宮山研究室) 西村 達也(化学生命工学専攻・加藤研究室) 山口 哲志(化学生命工学専攻・長棟研究室)
本講演会は、前年に続いて第二回となりますが、化学生命工学専攻の若手教員が次世代のサイエンスを担う先生方を投票によって選定させて頂き、講師としてお招きして講演会を行い、専攻の学生・教員全員で勉強させて頂くイベントです。今年も、化学とバイオの融合によるサイエンスの発展を図り、化学分野とバイオ分野からそれぞれ3名ずつ先生にお越し頂くことになりました。
当日は、300名近く入る工学部で一番大きな講義室を会場として用意したのですが、当専攻の学生と教員で会場が埋まり、それぞれの専門分野の垣根を越えた活発な議論がなされました。昨年同様、学生から積極的に質問が出て、質疑の時間が足りないほどでした。講師の先生方には、「異分野の学生も理解できるようなイントロを」、とお願いしたのですが、皆様とても工夫した発表をして下さり、活発な議論につながったと思います。この場をお借りして、講師の皆様に感謝いたします。
最後に、当専攻の学生や教員、講師の先生方から多数寄せられた感想ですが、自分の専門分野の先生のお話に加えて、なかなかお話を聞く機会の無い異分野の先生のお話も聞けて本当に楽しかった、という内容のものばかりでした。また、講師の先生方を囲んだ昼食時の若手教員フラッシュ発表や、講師の先生を囲んだ懇親会についても、講師の先生方にとても好評でした。ご協力頂いた若手教員の先生方、積極的にお付き合い頂いた講師の先生方、どうもありがとうございました。
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11:00-11:05 開会の挨拶 鈴木 勉 専攻長 11:05-11:45 Kaiタンパク質時計のからくりを放射光で解き明かす ~ 精巧にデザインされたナノサイズの生物時計 ~ 秋山 修志 講師(名大院理生命理学専攻) |
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11:45-12:25 バルクから分子を切り出す - 金属イオンの配列・電子状態の精密制御と分子機能の発現 - 二瓶 雅之 講師(筑波大院数理物質科学化学専攻) 12:25-13:40 昼休み 13:40-14:40 究極のらせん高分子の合成を目指して 八島 栄次 教授(名大院工物質制御工学専攻) |
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14:40-15:20 ニトロゲナーゼ活性中心の人工構築に向けた合成無機化学の挑戦 大木 靖弘 准教授(名大院理物質理学専攻) 15:20-15:50 coffee break 15:50-16:30 固定化ロタキサンの重合による被覆共役ポリマーの合成 - ビルドアップ型分子エレクトロニクスの製造を目指して 寺尾 潤 准教授(京大院工物質エネルギー化学専攻) |
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16:30-17:30 NEW FLUORESCENT PROBES AND NEW PERSPECTIVES IN BIOSCIENCE 宮脇 敦史 チームリーダー(理研脳科学総合研究センター) |