山東研究室
化学生物学

工学部 化学生命工学科 / 大学院工学系研究科 化学生命工学専攻

http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/sandolab/

  教 授
山東 信介
  講 師
野中  洋
  助 教
森本 淳平
  助 教
植木 亮介

最近の発表論文

  • Sci. Rep. 2017, 7, 40104. [PDF]
  • Angew. Chem. Int. Ed. 2016, 55, 10626-10629. [PDF]
  • Angew. Chem. Int. Ed. 2016, 55, 1765-1768. [PDF]
  • Angew. Chem. Int. Ed. 2016, 55, 579-582. [PDF]

研究テーマ

生命現象の理解と疾病治療に貢献する分子化学:
当然の事でありながら忘れがちであるが,私たちの体は分子の集まりである。体の中の分子の秩序だった活動が,生物が生命を維持する未解明の仕組みであり,その異常は様々な病気の原因となる。当研究室では,「分子レベルでの生命現象の理解と疾病治療への貢献」をキーワードに,新たな分子技術の開拓を進めている。特に,病気のメカニズム解明や早期診断を可能にする生体分子センシング,及び,疾病治療や再生医療分野への貢献を目指した機能性分子開発を大きな研究の柱に位置づけている。

疾病早期診断・メカニズム解明を可能にする生体分子センシング:

今まで見る事のできなかった,体の中の分子の構造変化,化学反応,ダイナミズムなどの活動を,体を傷つけずに計測できる超高感度分子センシング技術の構築に取り組んでいる。分子の活動にもとづく「新しい次元での生命の理解」や「疾病早期診断」など新しいサイエンス,医療に応用できる革新的分子技術の創製を目指している。

細胞機能・運命制御に向けた人工分子の開発:

細胞は外界に存在する生理活性分子を受容して,増殖・分化・免疫応答などの機能を発現している。当研究室ではそのような生理活性分子の機能を肩代わりする人工分子の開発に取り組んでいる。天然と同様,あるいは天然を超える機能を持つ人工分子を作り出すことによって,新たなバイオテクノロジーの創製を目指している。

合理的設計とスクリーニングに基づいた生理活性分子の創出:

分子構造の合理的設計と大規模な人工分子ライブラリーのスクリーニングの2つのアプローチを組み合わせることによって,新薬の種や生物学研究のツールとなるような生理活性分子を創出することに取り組んでいる。さらに,これを通じて,生体分子認識や細胞膜透過などの生理活性分子にとって重要な性質を生み出すための構造的基盤を明らかにすることを目指している。