山東研究室
化学生物学

工学部 化学生命工学科 / 大学院工学系研究科 化学生命工学専攻

http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/sandolab/

  教 授
山東 信介
  講 師
野中  洋
  助 教
森本 淳平
  助 教
植木 亮介

最近の発表論文

  • Org. Lett. 2017, 19, 5912-5915. [PDF]
  • J. Am. Chem. Soc. 2017, 139, 6554-6557. [PDF]
  • Sci. Rep. 2017, 7, 40104. [PDF]
  • Angew. Chem. Int. Ed. 2016, 55, 10626-10629. [PDF]

研究テーマ

生命現象の理解と疾病治療に貢献する分子化学:
私たちの体は分子の集まりである。体の中の分子の秩序だった活動が,生物が生命を維持する未解明の仕組みであり,その異常は様々な病気の原因となる。当研究室では,オリジナルの分子デザイン(分子アーキテクト二クス)をもとに,生体を ‘’観る・診る・制御する’’ 新たな分子ツールの開拓を進めている。特に,疾病メカニズム解明・早期診断・治療や再生医療分野への貢献を目指した画期的分子の開発を大きな研究の柱に位置づけている。

生体の機能を調べる分子センサー:

オリジナルの分子デザインをもとに,生体その場で代謝や微小環境を調べる分子センサー,分子の体内動態を制御する分子デリバリー技術など,分子診断・分子医療に関する最先端の研究を進めている。「生命の理解,制御」や「疾病早期診断」など新しいサイエンス,医療に応用できる分子化学 ‘’In vivo Chemistry’’ 分野の開拓を目指している。

細胞の機能を制御する生理活性分子:

ペプチドおよびペプチドミメティクスの合理的分子設計と大規模スクリーニングをもとに,新薬の種や生物学研究のツールとなるような生理活性分子を創出することに取り組んでいる。さらに,これを通じて,生体分子認識や細胞膜透過などの生理活性分子にとって重要な性質を生み出すための構造的基盤を明らかにすることを目指している。

細胞の運命を制御する人工増殖因子:

細胞は外界に存在する細胞増殖因子を受容して,増殖・分化・免疫応答などの機能を発現している。そのような生理活性分子の機能を肩代わりする人工分子の開発に取り組んでいる。天然と同様,あるいは天然を超える機能を持つ人工増殖因子を作り出すことによって,新たな再生医療テクノロジーの創製を目指すとともに,未解明の受容体シグナリングのサイエンスを明らかにすることを目指してる。