細胞創製工学研究室

工学部 化学生命工学科 / 大学院工学系研究科 化学生命工学専攻

http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/nagamune/kawahara/

  准教授
河原 正浩

最近の発表論文

  • Stem Cell Rev. Rep. 2018, 14, 101-109. [PDF]
  • Biotechnol. J. 2017, 12, 1700441. [PDF]
  • Anal. Chem. 2017, 89, 4824-4830. [PDF]
  • Biotechnol. Bioeng. 2016, 113, 1113-1123. [PDF]

研究テーマ

当研究室では、機能性細胞を意のままに創製し、再生医療や創薬といった産業分野への応用や、人工細胞の創製と機能制御への展開を目指している。特に、細胞機能の基盤ともいえる運命制御に関わるシグナル伝達を人工的にデザインすることで、これらの応用・展開に資するプラットフォーム技術の開発を進めている。

キメラ受容体による細胞運命制御系の開発:

受容体のリガンド認識部位を抗体可変領域に置換したキメラ受容体を設計して標的細胞で発現させ、再生医療や遺伝子治療に供する細胞の増殖・分化・遊走・死などの運命を特異的抗原により代替して制御できる系を開発する。

細胞運命シグナルを利用した創薬プラットフォームの開発:

増殖シグナルを伝達する受容体や細胞内シグナル伝達分子を用いた融合蛋白質を設計し、標的蛋白質間の相互作用を細胞の増殖をリードアウトとして簡便に検出する系を創出する。これを用いて、細胞表面および細胞内での抗体・ペプチド・化合物ライブラリーのスクリーニングを実現する。

細胞内シグナル伝達のカスタム設計:

人工受容体の細胞内ドメインにシグナル伝達分子結合モチーフ配列を人工的に配置することで、望みのシグナル伝達分子を強調して活性化できる系を開発し、細胞運命制御に関わるシグナル伝達分子の寄与を解析する。また、細胞運命を効率的に誘導可能なモチーフ配列をスクリーニングする。