北條研究室
分子集積体工学

大学院工学系研究科 化学生命工学専攻

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  准教授
北條 博彦

最近の発表論文

  • J. Phys. Org. Chem. 2017, in press. DOI: 10.1002/poc.3635 [PDF]
  • Chem. Lett. 2016, 45, 1415–1417. [PDF]
  • J. Comput. Chem. Jpn. 2016, 15, 60–62. [PDF]
  • Polyhedron 2016, 113, 123–131. [PDF]

研究テーマ

凝縮相の有機化合物を分子集積体とみて、分子間相互作用の特徴をいかした集積構造制御を試みる。特に、配位結合と、それによって促される動的共有結合形成の組合せは、多様な超分子金属錯体や集積型金属錯体をつくり出す強力なストラテジーとなる。集積構造の合理的設計のため、理論化学に立脚したアプローチも行う。

メタロポリマーの設計/合成:

金属原子を構成要素にもつ高分子"メタロポリマー"を新規に設計・合成し、機能性材料としての応用をめざす。特に芳香族Schiff塩基錯体を基本骨格としてもちい、d電子とπ電子の相互作用が生み出す機能に注目する。

クリスタルエンジニアリング:

水素結合などの分子間相互作用を利用して、機能性金属錯体の集積構造制御を試みる。特に分子配列に起因する光学的異方性に着目し、機能−構造−集積の総合的な設計に基づく新規材料開発に取り組む。

コンピュータシミュレーション:

分子が集積構造を形成する際の基本原理を求めて、量子化学計算に基づき分子間相互作用を定量化する。分子間相互作用がもたらす様々な分光学的、熱力学的性質を解釈・予測することを目標に、分子集積体の動力学的描像を確立する。