研究室紹介

加藤研究室

  • 工学部

  • 大学院工学系研究科
研究分野
機能分子化学
キーワード
超分子材料、液晶材料、自己組織化材料、機能性高分子・ハイブリッド、バイオミネラリゼーション
URL
http://kato.t.u-tokyo.ac.jp/

MEMBERS

  • 加藤 隆史 教授 Takashi Kato
    • 03-5841-7440
  • 坂本 健 助教 Takeshi Sakamoto
    • 03-5841-7306
  • 内田 淳也 助教 Junya Uchida
    • 03-5841-7306

最近の発表論文

研究テーマ

機能性分子集合体とソフトマテリアル創製のための化学:

液晶分子や高分子は集合することにより単独ではなしえないパワーを発揮する。当研究室では多様な分子(含む高分子)を精密に組織化し、持続性社会に貢献する様々な環境・エネルギー機能性分子材料を創製するために、液晶や超分子・機能性高分子・生分解性高分子・有機/無機ハイブリッド材料などの研究を行っている。

「液晶」の精密分子設計と構造制御・機能化

「液晶」は、分子が動的に自己組織化した集合体である。液晶分子への機能部位の導入と自己組織化した液晶ナノ構造の制御により、効率の高いイオン・電子輸送材料、光・エネルギー・生体機能・水処理機能材料や、光・電場などの外部刺激に応答する新しい動的機能分子材料の開発を行っている。

生命に学び新たにデザインする融合マテリアルの創製

バイオミネラリゼーションのように、生命が有機分子と無機物質を精緻にハイブリッド化して構造物を作る自己組織化プロセスに学び、それを超える、環境低負荷性を有する新しい機能性融合マテリアルの開発を進めている。

機能性ポリマー/超分子の環境・エネルギー材料への展開

分子間に働く相互作用や相分離プロセスを巧みに使うことによる新しい機能性ソフトマテリアルの開発。機能性高分子/超分子、液晶ゲルや刺激応答性分子材料の創製および環境・エネルギー材料への展開を行っている。