化学生命工学科からのメッセージ

有機化学と生命化学,およびそれらの複合分野に特化した学問領域は急速に発展しており,大学で行われている先導的研究に大きな期待が寄せられています。化学生命工学科/化学生命工学専攻では,これらの学問領域を中心に,環境・エネルギー・医療分野で世界をリードする研究が沢山生まれており,「ここにしかない特別なものを開拓する研究ブランド」の構築につながっています。

また研究以上に,所属する学生が成長し,世界の第一線で活躍することが化生の誇りです。ホームページを見ていただくとわかるように,多くの学生諸君が,国際会議や学会での賞を受賞し,世界の場で活躍しています。有機化学,生命化学に対する修学,研究活動はもちろんのこと,近い将来の日本を先導するリーダーを養成することが化生における人材育成の目標でもあります。

駒場から本郷に進学してくる三年生に対しても,各自の成長を力強く後押しするプログラムを用意しています。大学院生によるマンツーマンでの論文読み指導や実践英語教育(希望者のみ)など,気がついたらこんなこと,あんなことができるようになっていた,と思ってもらえるプログラムです。このプログラムをうまく活用すれば,自身の飛躍的なスキルアップにつながります。是非,将来世界の場で活躍している自分を想像してみてください。

化生では,世界の最先端に触れる場があります。例えば,グローバル化の一環として,世界最大の化学メーカーであるBASFの支援で毎年世界から著名な研究者一名を招聘して講演していただくBASF Innovation Lectureshipを開催しています。また,BASF Rising Star Ph.D. Awardが優秀な博士課程の大学院生に与えられます。もちろんこれらに加え,諸外国からのゲストの講演会が不定期に開催されており,大変活発な議論が行われています。

化生の卒業生の進路はアカデミアから産業界まで様々ですが,上述のように,それぞれ一人一人が専門性を生かし,自信を持って社会に貢献しています。

このような魅力を沢山有する化学生命工学科/化学生命工学専攻の見学会(ホームページ参照)も開催していますので,是非お出で下さい。また,質問があれば, までメールをお送り下さい。お待ちしています。