入試情報(出願日程B)

入試情報(出願日程B)

今年度の大学院入試について、化学生命工学専攻では、従来の「外国人特別選考」に加えて 出願日程B を実施します。出願日程B では、日本人・外国人を対象に、修士課程(一貫研究プログラム/修士修了プログラム)の追加募集を行います。

化学生命工学専攻の修士課程は2つのプログラムから構成されています。出願において、どちらかを選択してください。
修士課程(一貫研究プログラム)は、修士課程の後に博士号を取得したい学生のために設定されています。研究者社会では、博士号取得者には研究者として第一線で活躍し、研究のリーダーシップを発揮することが期待されています。ですので、博士号を目指す一貫研究プログラムの学生には研究室で最先端の研究に専念する特別な機会が与えられるとともに、博士進学へ向けた奨学金の取得の過程でこれらの学生は優遇されます。プログラムの学生は、入学から1年後に資格試験(QE)を受ける必要があります。QEでは、博士課程の学生として一貫研究プログラムを継続できる学生を決定します(学生は別途、博士課程に進むための手続きが必要です)。プログラムに出願を希望する者は、出願の前に配属希望研究室の教員と、出願の資格審査や今後の計画などの詳細について話し合ってください。
修士課程(修士修了プログラム)は、2年間の大学院での学習と研究活動を経て、修士号の取得を目指すプログラムです。



2026年度 入試情報(出願日程B・2026年4月入学)

試験は、東京大学本郷キャンパスで対面で実施します。

§1.2026年度入学試験(出願日程B)について

修士課程(一貫研究プログラム/修士修了プログラム)

1. 入学試験日程

募集要項:工学系研究科ホームページにて確認してください。
出願期間: 2025年11月28日(金)〜12月4日(木)午後3時(日本時間)

試験日程: 2026年1月21日(水)〜1月22日(木)

2. 出願資格

大学院修士課程入学資格を有する者。(専攻分野および資格取得年次を問わない。詳しくは募集要項を参照のこと。)ただし、および2026年3月31日時点で「大学の学士号を取得できない」ことが既に確定している者は受験できない。志願者は予め配属志望研究室の教員に連絡し、ガイダンスを受けること。事前に複数回の面談が必要な場合があるので、可能な限り早めに連絡すること。

3. 出願について

(1) 募集要項など、工学系研究科への出願に必要な共通の書類は工学系研究科ホームページで入手し出願期間中にWEB出願してください。
(2) 専攻独自の書類として「調査票」、「研究の要約」、及び「受験確認書のコピー」(専攻教員の直筆のサインを含む確認書の写し)が必要です。「調査票」及び「研究の要約」については、以下を確認して作成ページへ進んでください。「受験確認書のコピー」は志望研究室の教員から受け取ってください。
  「化学生命工学専攻独自の提出書類について(出願日程B)」ページへ
(3) 「調査票」「研究の要約」「受験確認書のコピー」は工学系研究科ホームページにあるWEB出願システムのマイページに、期日までにアップロードしてください。
(4) 工学系研究科の募集要項に関する問い合わせは、「工学系研究科ホームページ―お問い合わせ窓口―入試関係(大学院)」からお問い合わせください。
 ※緊急の場合
 工学系研究科学務課大学院チーム
 電話 03−5841−7747、6038(平日 9:00~17:00 ※土日祝日を除く)

4. 試験場

(1) 東京大学本郷キャンパスで実施する。各自が受験すべき科目の試験室については、別に通知する(1月14日頃)。

5. 合格発表・その他

(1) 修士課程合格者(以下、合格者)は、 2026年2月12日(木)に工学系研究科ホームページに掲載する。電話による合否の照会には応じない。
(2) 出願以後において、現住所、連絡先に変更が生じた場合には、速やかに届け出ること。

§2.試験科目

(1) 筆記試験

試験科目 備考
化学生命工学基礎問題III
化学及び生命工学分野に関して出題される。
化学・生命工学の基礎及び専門学術に関する記述試験。
解答時間:1時間

(2) 口述試験:現在または直近の研究(卒業研究)などをもとにした内容について試問を行う。

§3.試験日程および注意事項

試験会場と日時については、別に通知する(1月14日頃)。

1. 携行品についての注意

(1) 持ち物: 受験票、黒色鉛筆(又はシャープペンシル)、消しゴム、鉛筆削り(卓上式は不可)、時計(計時機能だけのもの)
(2) 携帯電話及び通信機器は、試験室入室前に電源を切って、カバン等に入れ、身につけないこと。これらを時計として使用することは認めない。
(3) 試験中、電卓の使用は認めない。

2. 入退室・試験時間中の注意

(1) 集合時刻に遅れたものは受験資格を失うことがある。
(2) 試験開始後は、解答が終わった場合でも、また、受験を放棄する場合でも途中退室できない。
(3) 試験時間中、受験票を常に机上に置くこと。

3. 入試に関する問い合わせ先

化学生命工学専攻 常務委員
西増 弘志 教授