進路
卒業生は、国内外の大学や公的研究機関、化学・バイオ・エネルギー系などの各種企業で活躍しています。学部生の大多数は大学院修士課程に進学します。修士課程修了後は約30%が博士課程へ進学し、残りは企業や官公庁に就職しています。博士課程に進学すると優れた問題発見・問題解決能力がさらに磨かれ、ほとんど問題なく、企業や公的研究機関、大学に就職し、活躍の場を見いだしています。また、博士課程の卒業生の最終的な就職先が大学と企業で約5割ずつなのも進路の特徴です。
本学科・本専攻の卒業生は、産・官・学のあらゆる分野で重要な役割を担っています。それは、生命・物質・エネルギーの創造と変換を研究対象とする化学を研究・教育対象としており、科学技術や社会を支える根幹をなしているからです。
化学生命工学科・専攻 卒業後の進路(平成26年度~平成30年度卒業生)
博士課程修了後進路
学位(博士号)取得後、約5割が国内外の大学や国公立研究機関に就職し、4割は企業の研究所に就職しています。国際化の中、大学や公的機関、外資系企業だけでなく国内企業においても、研究者に博士課程の経験や学位を求める流れが強くなっています。また、大学などで数年間働いた後に企業に移るケースや、企業で働いた後に大学に移るケースも多くあり、企業で働く卒業生と大学・公的機関で働く卒業生は、最終的にはほぼ同数になります。
修士課程修了後進路
例年、約3割が化学生命工学専攻の博士課程に進学します。海外の大学の博士課程に進む学生もいます。また約7割が企業や官公庁に就職し、その中の過半数は化学・バイオ・エネルギー系企業です。機械系など化学系以外のメーカー、シンクタンクや総合商社などにも修了生が就職しています。