教養学部 主題科目 全学体験ゼミナール(A)

液晶の自己組織化と新しい機能を探ろう / マウス脳のニューロンを観る / エラストマーの物性を測ってみよう

2019年度 ガイダンス

9月24日(火)6限 教養学部743教室 工学部全学ゼミナール・学術フロンティア講義合同ガイダンス
9月27日(金)5,6限 教養学部101教室 化学・生命系3学科合同ガイダンス (5限と6限に同一の内容で行います)

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実施予定

実施場所:各テーマごとに本郷キャンパス、駒場 II キャンパスの研究室にて実施します。

実施日程:具体的には受講生決定後、受け入れ研究室との相談の上、日程調整します。

プレゼンテーション:1月ごろに、成果発表プレゼンテーションを合同で行います(予定)。

実施テーマ紹介(2019年度)

液晶の自己組織化と新しい機能を探ろう

液晶は秩序構造を持ちながら流動性を示すユニークな特徴を有することから、様々な次世代の高機能素材としての応用に大きな期待が持たれています。本ゼミでは、光学・電気機能を有する低分子液晶を実際に合成し、その構造変化について学んでいただきます。また、温度などによって色が虹色に変化する高分子液晶を作製し、液晶と光の相互作用について学んでいただきます。

工学部 化学生命工学科 加藤研究室

マウス脳のニューロンを観る

本ゼミナールでは蛍光顕微鏡を用いたマウス大脳皮質ニューロンの観察を行います。ただの観察にとどまらず、機械学習の力を借りてニューロンの形態を解析し、ニューロンがどれくらいの数の入力を他のニューロンから受けているのかを明らかにすることを試みます。

工学部 化学生命工学科 神経細胞生物学研究室

エラストマーの物性を測ってみよう

高分子の3次元網目からなるエラストマー(=ゴム)は、弾性材料でありながら極めて大きく変形できるという、他の材料にはない特徴を持っていますが、特に大変形時の力学物性にはまだ多くの謎が残されています。本ゼミナールでは、エラストマーの動的粘弾性測定や引張試験により、エラストマーの大変形における力学物性を紐解きます。

生産技術研究所 化学生命工学専攻 吉江研究室