第5回 ChemBioハイブリッドレクチャー

日時:2012年10月6日(土)11:00 – 18:00
場所:東京大学本郷キャンパス工学部2号館213大教室
幹事:平成24年度化生談話会委員 伊藤喜光,平川秀彦,赤川賢吾

 毎年恒例となりました「東京大学化学生命工学専攻ChemBioハイブリッドレクチャー」も今回で5回目となりました。化学生命工学専攻の学生,教員が一同に会し活気あふれる会になりました。
 本講演会では,専攻の若手教員による人気投票を行い,「今最も熱い先生」をお招するシステムとなっております。今回は“化学”の分野からは安達千波矢先生(九州大学),藤田健一先生(京都大学),中西尚志先生(物質・材料研究機構),“生命工学”の分野からは菊地和也先生(大阪大学),能木雅也先生(大阪大学),上村想太郎先生(理化学研究所)をお招きし,ご講演を頂きました。世界トップレベルのご講演と活発な議論を通じて一同多いに刺激を受けました。“化学”“生命工学”とあえて分けてしまいましたが,それらの境界はますます曖昧になっており,それらは一体であることを,本講演を通じて改めて実感いたしております。また,昼食時間を利用した専攻若手教員によるランチョンセミナー,講演会後の講演会を通じ,交流を深める事ができたことが何よりの喜びです。お忙しいところご講演頂きました先生方に厚く御礼申し上げます。

    11:00 – 11:05
開会の挨拶 野崎 京子 専攻長

 

11:05 – 11:45
上村 想太郎 ユニットリーダー(理化学研究所)
「1分子計測によってわかる新しい生命現象」

 

11:45 – 12:25
中西 尚志 主幹研究員(物質・材料研究機構)
「自己組織化および非組織化戦略によるソフトマテリアル創製」

 

14:10 – 15:10
菊地 和也 教授(大阪大学)
「化学スイッチ機能の設計戦略によるin vivoイメージング」

 

15:10 – 15:50
藤田 健一 准教授(京都大学)
「機能性配位子を持つイリジウム錯体を活用する触媒的脱水素化反応」

 

16:20 – 17:00
能木 雅也 准教授(大阪大学)
「透明な紙でデバイスをつくりませんか?」

 

17:00 – 18:00
安達 千波矢 教授(九州大学)
「有機発光材料の新展開 – 蛍光、リン光、そしてTADFの登場 –」